学習支援事業

　学習の定着が困難、集中力が続かない等、学習に不安のある小・中学生を対象に1対1の個別学習を基本とし、時に小集団も取り入れ、本人のペースに合った方法で学習を進めます。

学習支援の目的

　ぱーむぼいすの学習支援事業は、学習に強い抵抗感を持つ子どもが学習支援を通して学習に自信を持ち、それにより学校生活にも自信を持ってもらうことを目指しています。

　テストの点数を上げることや高校入試突破などは目的ではなく、あくまでも手段としてしか扱いません。目的は自信をもって学習生活が送れること、自己実現のために自力で立ち向かえるようになることです。

学習定着の3ステップ

安　心 ──── 安心できる環境づくり

　不安や緊張は学習の妨げになります。ぱーむぼいすの学習支援では、不安や緊張を取り除き、安心できる環境づくりを心掛けています。依存にならないように適度の距離感を保ちつつ、おしゃべりや、時には静かな空間づくりをし、安心して学習に取り組めるようにしていきます。

習慣化 ──── その子に合った支援の組み立て

　子どもの特性は一人ひとり異なります。そのため効果的な学習方法も違ってきます。学習や会話などから子どもの状態把握に努め、その子の認知面、体力面、精神面の段階を知ることにより、無理なく学習に取り組めるような支援方法を組み立てます。その子の身体的な発達段階をとらえ、そこから必要な支援を積み上げていくので、子どもも無理なく継続することができ、習慣化することにつながります。

自　立 ──── 「一人でできる」を向上させる取り組み

　依存的な関係は自立の芽を摘みます。学習においても、誰かがいないとできないようでは学習の習慣化は図れません。困難を経験したときには、乗り越える練習として、ヒントを提示しながら自分でやらせ、子ども自身が自分に一番合う方法を見つけ出せるようにします。